自動売買とスワップを同じ口座で回すなら|先に決めるのは資金の配分
※本記事には広告(PR)を含みます。
平日の日中は仕事で、相場に張り付くなんて無理——どうも、ノンストップ浩二です。今回はトライオートFXを、機能の紹介ではなく自動売買とスワップが同じ口座に同居していることに絞って整理しました。条件は変わるので、申込前に必ず公式の最新情報をご確認ください。
トップに並んでいるのは、別々の稼ぎ方です
公式の見出しは「FXをもっと、選べるかたちに。自動売買もスワップも。」。同じ画面に自動売買とスワップポイントが並んでいます。
ここは最初に分けて考えたほうがいい場所です。自動売買は売買を繰り返して利益を確定していく形、スワップは持ち続けることで受け取る形。前者はポジションが開いては閉じ、後者は閉じないことが前提になります。同じ口座の同じ証拠金の上で両方を動かすと、必要証拠金を取り合うことになります。
スワップの数字には、期間と数え方が付いている
掲げられているのはトルコリラ/円 259円、メキシコペソ/円 148円。注記は「2026年6月1日~2026年6月25日における買10万通貨あたりの平均値」「小数点以下切り捨て」「2026年6月26日調べ」です。
日額でも月額でもなく、約1か月の期間を区切った平均で、単位は10万通貨あたり。1万通貨で回すなら桁が一つ下がります。僕は最初この単位を読み落としていて、受け取り額を10倍で見積もっていました。
取扱通貨ペアには、ハンガリーフォリント/円、人民元/円、米ドル/シンガポールドル、ノルウェークローネ/南アランド、NZドル/カナダドルといった顔ぶれも並びます。受け取りが厚い通貨ほど価格の振れも大きくなりやすい、という関係は変わりません。
自動売買のスプレッドは「裁量」の数字で出ている
米ドル/円の0.2銭には「原則固定(例外あり)」「2026年6月26日当社調べ」、そして「裁量トレード(マニュアル取引)のスプレッド」という注記が付きます。表示されているのは自動売買の数字ではありません。
提供時間も限定されています。「各営業日午前9時~翌午前5時までの時間帯での提供」とされ、それ以外の時間帯は米ドル/円:0.2~6.8銭。上限は下限の34倍です。自動売買は時間帯を選ばず約定するので、この幅がそのまま実効コストに効いてきます。
収益率の例は「シミュレーション結果」と書いてある
公式には収益率の例が並びます。メキシコペソ/円の1年収益率120%、NZドル/カナダドルの3年収益率150%、豪ドル/円の6ヶ月収益率80%、米ドル/カナダドルの3年収益率86%。
そのすぐ下に「収益率は2026年7月4日時点の各期間でのシミュレーション結果です。将来の利益を保証するものではございません」。期間の長さが6ヶ月・1年・3年とばらばらなので、横に並べて大小を比べる数字ではありません。
満足度の表示も同じ構造です。「2年連続 FX自動売買 総合満足度」の注記は「2025年7月度 満足度調査 2024年4月度 満足度調査に続き2年連続」「調査機関:日本マーケティングリサーチ機構」。何の調査でいつの時点か、まで読んで初めて比較の材料になります。
キャンペーンは、広告ではなく公式の一覧で確かめる
ここは実際に確かめた話です。2026年9月20日に公式サイトのキャンペーン一覧を開いたところ、表示は「開催中のキャンペーン 該当するキャンペーンはありません。」でした。
広告で見かける金額は、時期によっても入口によっても条件が変わります。だから僕は、金額を覚えて申し込むのではなく、申し込む直前に公式のキャンペーン一覧を自分で開くようにしています。掲載が無ければ無いで、それが最新の状態です。
始め方の入口は3つ用意されている
選ぶ側の入口はセレクト(「プロが作った自動売買がセットされているので、通貨ペアや収益率から選んで始めることができる」)、オートセレクト(「質問に答えると、あなたにピッタリな自動売買ポートフォリオを提案してくれる」)、シミュレーション(「始める前にシミュレーションで過去の成績を見てからスタートできるから安心」)の3つ。
自分で組む側にはビルダー・テクニカルビルダー・チャートメイクがあり、ビルダーは「数量、注文間隔、リスク管理をルール化した自動売買が作れる」と説明されています。
強制決済は損失の上限装置ではない
リスクの記載も確認しておきます。「当社は各商品の有効証拠金比率が一定水準以下となった場合、建玉を自動的に強制決済(ロスカット)いたしますが、お取引には預託すべき証拠金以上の取引が可能なため急激な相場変動等によっては、証拠金の額を上回る損失が発生する場合があります」。
スワップを取りに行く設計は、含み損を抱えたまま持ち続ける時間が長くなります。自動売買で本数を積む設計は、同時に建つポジションが増えます。どちらも有効証拠金比率を下げる方向に働くので、同じ口座で両方回すなら、先に配分を決めておかないと後追いになります。
- スワップ狙いは「閉じない」前提。受け取りは10万通貨あたりの期間平均で示されている
- 自動売買は「本数」が資金を決める。同時に何本建つ想定かを先に出す
- 表示スプレッドは裁量の数字。自動売買の実効コストは時間帯で変わる
- 収益率も満足度も時点つき。期間の違う数字を横並びにしない
兼業で回すなら、先に決めるのは配分です
運営はインヴァスト証券株式会社、第一種金融商品取引業・第二種金融商品取引業で登録番号は関東財務局長(金商)第26号です。
平日の日中に相場を見られない人ほど、自動で回る仕組みは魅力的に見えます。ただ、自動で回るのは注文だけで、資金の配分は自動になりません。スワップに置く分と自動売買に回す分を先に切り分けておくと、どちらかが崩れたときに片方だけを止められます。僕はそこを分けずに始めて、片方を畳むのに余計な手間をかけたことがあります。
スワップポイントは毎日変わり、キャンペーンの有無も時期で変わります。申込前に公式のスワップポイントカレンダーとキャンペーン一覧をご自身で確認してください。
本文に書いたとおり、2026年9月20日時点で公式サイトのキャンペーン一覧に掲載はありませんでした。下の広告に金額が示されている場合、その条件が有効かどうかはこの記事では確かめていません。申し込む前に、金額・対象・期間の条件を必ずご自身で確認してください。